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特許庁がベンチャー支援! エコシステム活性化に向けた3つの知的財産コンテンツを公開

May 10, 2018

 特許庁は、国内外ベンチャー企業の知財戦略事例集「IP Strategies for Startups」、オープンイノベーションのための知財ベストプラクティス集「IP Open Innovation」、知財デュー・デリジェンスの標準手順書「SKIPDD」を取りまとめ、ホームページにて公開した。

 ベンチャー企業について、特許庁は「破壊的イノベーションにより産業の新陳代謝を促し、大企業・中堅企業との連携によるオープンイノベーションのけん引役として、我が国の経済発展を将来にわたり支えていく」可能性があると位置づけている。そしてこれらの資料は、知財の観点からベンチャー・エコシステムの活性化に寄与する情報提供を目的としているとのことだ。

 このうち、IP Strategies for Startupsでは、カブクやOne Tap BUYなど国内10社に加え、海外8社(イスラエル、ドイツ、シンガポール、中国)のベンチャー企業について取り上げる。

 それぞれの企業について、事業方針と知財戦略、直面した課題とその対応策や体制構築、さらには外部専門家との連携体制、知財の活用事例などを紹介する。

 また、IP Open Innovationはオープンイノベーションのための知財ベストプラクティス集。大企業・中堅企業がベンチャー企業とオープンイノベーションを進める上で、企業風土の違いなどから生じる課題とその対応策について、協業の目的に応じた類型化や、各プロセスの進め方、そして知財部門の役割や協業で生まれた知財の取り扱いなどを紹介している。

 さらに、SKIPDDではベンチャー企業への出資や事業提携、M&Aを検討する際に行われる、知財の観点からの対象会社のリスク評価及び価値評価(知財デュー・デリジェンス)の標準手順書(SOP)として、基本的なプロセスやポイントを紹介する。

■経済産業省 特許庁
http://www.meti.go.jp/press/2018/04/20180403002/20180403002.html