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車に轢かれても割れない? 老舗企業の技術が集約されたiPhoneケースが凄い

April 9, 2018

 モバイル端末用アクセサリーを創業から30年以上にわたり製造・販売する株式会社サンクレストが開発した、車に轢かれても割れない「360°全面衝撃吸収」iPhone用スマホケース「IJOY」が話題だ。「360°全面衝撃吸収」とはどのようなものなのか。開発の経緯や、技術についてサンクレストの担当者に質問してみた。

 IJOY開発のきっかけは「今市場で一番人気なのが、衝撃吸収ケースである。しかし周りを見渡してみると画面が割れているユーザーの姿が。なぜ衝撃吸収ケースを付けているにも関わらずiPhoneの画面が割れてしまうのか?」という疑問から始まったとか。

 さらに「今までの衝撃吸収ケースは一番大事な画面が守られていない」と、欠点を指摘。

「画面よりケースのフチのほうが高いため、角の落下や水平落下に対しての耐衝撃はあっても、デコボコした場所へ落下した時の衝撃吸収ができません。そこで弊社は、画面部分の衝撃もしっかり吸収する全面衝撃吸収ケースを作ることで、皆さまの『画面割れ』の悩みを解決したいと考えました。そして『360°全面衝撃吸収』をテーマに掲げ、開発をスタートしました」(同担当者)

 開発にあたっては、衝撃を吸収するための硬い素材・ポリカーボネートと、衝撃を和らげる柔らかい素材・TPUを採用。加えて、画面部分の衝撃吸収にはサンクレストが過去に開発した実績のある、衝撃吸収フィルムを使用し、まさに創業30年で培ってきた技術を集約して開発したとのこと。ちなみに、この構造はすでに意匠登録済みだという。

 さらに、商品化においても「挟み込み構造を作るのに苦労しました。パネルの付けやすさ・取り外しやすさ・頑丈な構造を実現するのが最も大変でした」と語る一方で、「弊社より発売していた『挟み込んで使用する防水ケース』がヒントになり実現しました」と、蓄積されたノウハウを活用したという。

■老舗技術がクラウドファンディングで世界からも注目

 サンクレストはIJOYの他にも「360°衝撃吸収」のケースを開発している。それは、自動的に画面側がクローズするiPhoneケース「CAT FLIP」だ。

 この商品はクラウドファンディング「KICKSTARTER」で450%超えで達成し注目を浴びた、落下時にまるで猫のような動きで空中で回転し、地面に落ちるまでに蓋が閉まることでiPhoneを落下衝撃から守る、画期的なケースだ。クラウドファンディングを活用した理由には、国内だけでなく海外ユーザーの存在があるようだ。

「世界初のCAT FLIPを海外の皆様にも知ってほしい、是非使ってほしいとの思いからクラウドファンディングが起案されました。海外でも画面割れをされている方がいるはず。そんな思いからスタートしました」(同担当者)

 さらに「結果、多くの海外の方々からの支援を頂き、日本だけでなく世界の皆さまへお届けできることになりました。世界でCAT FLIPを愛用してくれる方々がいると思うととても嬉しいです。また、世界でもこのCAT FLIPを発売できればと展望しております」と、世界規模での展開も視野に入れているようだ。

 世界初の技術が搭載されたスマホケースたちの躍進に、今後も目が離せない。

■IJOY 
http://suncrest.co.jp/free/index.html?id=1740

■CAT FLIP
http://suncrest.co.jp/free/index.html?id=1733