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小さな出版革命?ITベンチャーが提案する新サービス「どこでも出版ボタン」が斬新!

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 1部から書籍の印刷製本を受注し、個別配送まで行うオンデマンド専業の印刷製本配送サービス「製本直送.com」。その拡張サービスである「どこでも出版ボタン」は、個人法人問わず、ホームページやブログにタグを貼り付けるだけでオンデマンド製本の販売ができる機能だ。

 注文ごとに製造~配送されるので、ユーザーは在庫リスクに悩まされることなく、また初期費用も0円で始められるため投資リスクもない。

 運営会社のシーズネット株式会社の取締役で、「製本直送.com」の運営責任者を務める渡邉佳樹さんは「米国では当たり前となりつつある、個人出版の時代を国内にも実現するための第一歩となれば、と考えております」と、出版形態の変化と共に今後のシェア拡大に期待を寄せる。

「ウェブインフラが成熟した現在、書店流通は書籍販売にとって必ずしも必要とは言い難く、また個人が自費出版するのに数十万数百万円も支払う必要はありません。電子書籍という技術が、こうした国内における出版流通のあり方に変革を与えようとしており、ペーパーレス社会を標榜したりしています。しかし弊社は人間生活にとって「紙」はなくてはならないものだと考えております。「紙」という人類が永く培ってきた媒体を否定することなく、これを用いることで現在の出版流通の在り方を少しでも変えていきたいですね」(渡邉さん)

 IT化が進み印刷業界が厳しいと言われる昨今だからこそ、このようなサービスが印刷所の危機を救うことになるかもしれない。もちろん出版社や取次業者、書店の存続にも影響を与えることになりそうだ。

■製本直送.com
http://www.seichoku.com/

2015.06.29 |

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